KAWAGUCHI LABO NOTE

パスケース 名入れ印刷

今回はコチラの商品、パスケースに名入れしていきます。

 

御覧の通り商品には凹凸がありますので、

割と厄介な印刷になるのは覚悟しています。

テスト印刷では思ったより綺麗に仕上がったので、

今回、印刷業務を請けさせていただくことになりました。

さぁ、綺麗に印刷できるのでしょうか。

届いた商品を開封すると綺麗に縦に並べられています。

今回のポイントは商品が平らである事が成功の条件になります。

綺麗な状態で納品されていたので安心しました。

しかし、中にはおり曲がったクセのついてしまった商品もあります。

ここまで曲がったクセがあると印刷は不可能になります。

もちろん、商品としては全く問題ありません。

やわらかい素材なのでクセを矯正するよう保管し印刷に備えます。

今回、位置合わせはテーブルに紙を貼り商品の線画を印刷。

その上に商品を並べて位置合わせ完了!というシンプルな方法です。が、

もちろん今回もそんな簡単にいくわけがありません。

厄介なのは左右で高さが異なる歪みです。

印刷する時、その瞬間だけ平らになっていれば問題ありませんので、

ぐにゃりと素材を押し曲げ平たくなっている間にササッと印刷してしまう!

そう!この作戦が一番効果的です!

この商品最大厚みは5mmの金具部分になります。

ヘッド高さ設定は5.5mmに調整し印刷開始!

写真のように5.5mmよりも高い場所を感知すると、

エラーになり自動で高さ調整が入ります。

前回のブログ「MIMAKI社UJF-6042MkII eのギャップチェック機能」です。

印刷前に凸部分を把握することが可能になり、

お蔭様で印刷ヤレは最小限に抑える事ができました。

ようやく涼しくなってきましたね。

どうぞ体調には気をつけて、あたたかくしてお過ごしください。

うっかり薄着で出かけると、秋風にやられます。

油断せず、ぬっくぬくでいきましょう。

最後までお付き合いいただき、感謝です。

読んでくださるあなたのおかげで続けられています。