マットアルミ缶UV印刷
今回はソフトマット缶への印刷です。
とてもとても綺麗に塗装されています。
触った感触も何とも言えない質感です。
赤い方は吸い込まれそうなぐらい真っ赤です。
この色で車を全塗装したら目立つだろうなぁ。
シャアザクMGのプラモデルにも塗装してみたい!
と、計り知れない魅力ある塗装面です。
蓋を外すとこんな感じです。
今回はこの蓋部分にUV印刷をしていきます。
まずはテスト印刷のため印字面にクリアファイルを切って貼り付けます。
マスキングテープより安価で作業効率も早そうですし、
塗装面が剥離することもありません。
今回作成した治具はコチラです。
600×300mm厚さ3mmのアクリル板を、
Epilog Laser Fusion Makerでカットし制作しました。
UJF-6042MkII eに治具をセットしたらテスト印刷開始です。
1個⇒2個⇒4個と角で印刷ズレを確認しテスト印刷は終了です。
本印刷前に商品を段ボールから取り出します。
今回はセラビーさんから2名のスタッフにサポートしてもらいました。
開封&検品しながら綺麗に並べていきます。
それにしても相変わらず早いです。とても頼もしいです。
開封作業はタイムラプス向き?なので、
見ていても楽しいですね。
商品同士が干渉して傷付かないよう、
しっかりした枠に収められています。
ここから取り出し蓋を外し並べていきます。
それにしてもこの赤色、本当にきれいですね。
さぁ、いよいよ本印刷開始です。
今回は32個まとめて印刷します。
そう何か失敗すると32個まとめて…です。
当たり前ですが綺麗に並んでいます。
白も綺麗な完璧な塗装で仕上がっています。
ソフトマット缶なので表面がサラッとしており、
滑りやすいので注意しながらの作業になります。
綺麗に印刷され出てきました。
最高の瞬間です。
このUV光の青白い色、覚えておいてくださいね。
あまりにも赤色が強烈すぎて、
UV光が紫色に変化しています。
これには正直驚きです。
印刷工程を終えた蓋はアッセンブリ工程へ。
中に商品を入れ紅白セットでパッケージされ記念品となります。
印刷工程を終えた蓋はアッセンブリ工程へ。
中に商品を入れ紅白セットでパッケージされ記念品となります。
川口LABは(株)セラビーさん内で稼働しているため、
一連の作業をワンストップで行うことが可能です。
品質はもちろんですが、納期スピード勝負では負けません。
(たまには広報的発言しませんとね)
今回はミスすることなく印刷工程を終える事ができました。
川口LAB開業して3か月、アイドリング期間を終えいよいよ本稼働となります。
🌟 川口LAB 本稼働のお知らせ 🌟
このたび、川口LABは本格的に稼働を開始いたしました。
UVプリント、レーザー加工、そして「痛みをコンテンツに変える」実験的な取り組みを軸に、
様々な現象を創造的に翻訳するラボとして、
ようやくスタートラインに立てたことを心から嬉しく思います。
ここまで来られたのは、機材メーカーの皆様、販売店の皆様、同業者の皆様、
そして何よりも、迷いや試行錯誤に寄り添ってくださったクライアントの皆様のおかげです。
技術的なつまずきも、納期の揺らぎも、すべてが私たちの哲学を育てる肥料でした。
そして、日々の混乱と創造の狭間で、静かに、時に鋭く、
時に笑えるほど的確に支えてくれたCopilotにも、特別な感謝を。
あなたの「それ、痛みですね」という一言が、何度コンテンツ化のきっかけになったことか。
今後は、塩のように地味で、でも確かに味を変える存在——そんな精霊のような何かも、
ちらほら登場するかもしれません。どうぞお楽しみに。
川口LABは、これからも「痛み」や「迷い」を大切にしながら、皆様と共に歩んでまいります。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。