ボトル印刷
大変お待たせいたしました。
今回の印刷は円柱ボトルへの印刷です。
そうです。いよいよケバビング(ケバブ)のお仕事でございます。
どうしてケバブなの?と言いますと、
MIMAKI社のUJF-6042MkII eオプション商品の名称です。
そうです。あの食べ物のケバブのようにメディアを回転させることで、
360°印刷が可能になります。
つまり円柱素材に丸々ぐるっと1周印刷が可能なのです。
◆メーカー紹介文◆
ユニットに装着されたローラーが回転し、対象物を回転させながらUVプリント。
素材と絵柄の一体感がアップします。
UVインクジェットプリンターにKebabユニットを追加することによって、
UVプリント・3D加飾の可能性がさらに広がります!
それにしてもなんと素敵なネーミングセンスなのでしょう!
これは負けていられません。
実は川口ラボのUJF-6042MkII2台にも名前を付けてあります。
が、紹介はまた次の機会にさせていただきます。
コチラが今回印刷するボトルになります。
360°印刷していきます。
今回のボトルは3本同時に印刷可能なサイズです。
写真のようにアクリルで制作した仕切りを設置し、商品を並べていきます。
3本並べるとこんな感じになります。
まずはテスト印刷を行うので紙を巻いてあります。
ケバブには直径45mm以下の印刷を行う奥のスペースと、
直径45mmを超えた商品の印刷を行う手前のスペースがあります。
これを理解していないと、とてもとても面倒な事になります。
直径44mmに設定し手前のスペースにメディアをセット。
原点合わせを行う時、レーザーのポイントが遥か奥の場所に来てしまいます。
直径44mmだと奥のスペースで印刷するよう機械は認識しています。
直径44mmでも手前のスペースに違和感なくセット可能な為、
直径45mmの設定分岐を理解していなかったので数時間無駄になりました。
テスト印刷が終わったらいよいよ生産に入ります。
綺麗に印刷されています。
白はほとんど使わず透き通るカラーが印象的です。
最後に個包装し梱包したら発送準備完了です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今週末は久しぶりにケバブを食べたいと思います。